復刊絵本
LONG NIGHT ロングナイト
色えんぴつの魔術師・黒井健が大人のあなたに贈る
あれは本当にあったことだろうか?
古い記憶が深い夜の片隅でよみがえる。
都会の夜を彷徨う大人たちへのオマージュ
思い出は風化せずにワインの底に沈む澱のように
ここに黒井健さんから、いただいたコメントを掲載いたします。
『ロングナイト』私の絵を描く時間の多くは絵本の制作に使っています。そんな中時折大人のための雑誌などの依頼を受ける機会があります。
普段の生活の中でふっと目にした情景が強く残っていたり、ずっと昔に記憶していたことなどを描き出していました。気がつけば自然光ではなく、夜のライトの中の情景を描いていました。ショーウィンドウのライティングやショップのデザインなどが造形的に感じられて魅力的だったのです。
これらの絵は、河出書房新社の新刊案内の表紙や月刊「MOE」雑誌「SUPUR」などに描いた作品をまとめたものです。
黒井 健
新装版 HOTEL(ホテル)

はじめて訪れたのに懐かしい不思議なホテル。
時を越えた永遠のくつろぎの世界にご招待します。
色えんぴつの魔術師・黒井健の世界!


あのチェックインのゲストは遠い国からの旅人だろうか・・・
大人たちがくつろぐロビーは古い映画の一場面のようだ。
黒井健・・・1947年新潟に生まれる。新潟大学教育学部卒業後、絵本編集者を経て、フリーのイラストレーターとして活躍。主な絵本に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』など多数。
ここに黒井健さんから、いただいたコメントを掲載いたします。
『ホテル』
ここに描かれた絵は、当初ある出版社の新刊案内の表紙に毎月描いたものでした。当時、人を山猫になぞらえることを空想していたのです。擬人化の反対です。この絵本は、最初の出会いが1992年河出書房新社からのものでした。
1994年に宮沢賢治の『猫の事務所』を出版しましたが、そのトレーニングのためでもありました。
そのころ取材や展覧会などの旅行でホテルに投宿することがおおく、ホテルの雰囲気にも魅了されていました。そこで目にした情景を山猫に変えて描き続けました。年令、職業、性格など表現することも楽しかったのです。年月を経て、絶版になっていたものを、文章を全面的に書き換えて、絵にも若干手を加えての改訂版として出版いたしました。
黒井 健
いっしょに きしゃに のせてって!

「きみのきしゃにぽくものせてってよ」
夜遅くまでおもちゃの汽車で遊んでいた男の子は、お母さんに怒られてしまいます。
渡された犬のパジャマ入れを抱いて、大人しく眠りについた…と思いきや、
おもちゃの汽車に乗りこんで冒険の旅に出ていきました!

男の子の汽車には、人間に住みかを奪われた動物たちが、次々と乗ってきます。
そして、霧の日はお化けごっこ、暑い日は水遊び。ありのままの自然の中で、男の子と動物たちは元気に仲良く遊ぶのです。

イギリスの人気作家ジョン・バーニンガムが描く、
生き生きとした男の子と動物たちの姿は、失われつつある
自然の大切さや共存のあり方を、さりげなく教えてくれます。
ラスト。夢の夜から目覚めの朝へと疾走する汽車の絵は、迫力満点。必見です!
2008年2月29日(金)
読売新聞 朝刊全国版15面文化欄に紹介されました。
ちびくろ・さんぼ 2

ちびくろ・さんぼに、可愛い双子の弟ができた続編です。
ふたりの弟の名前は「ちびくろ・うーふ」と「ちびくろ・むーふ」です。

と ちびくろ・さんぼは いいました。
「うん、そうだ!ちびくろ・うーふと ちびくろ・むーふと いうのが いいや!」
絵は、五月に惜しくも亡くなられた漫画家の岡部冬彦さん。
フランク・ドビアスのデザイン化された絵を引き継ぎ、
柔らかなタッチで、生き生きとしたさんぼ兄弟を描いています。
続編の復刊により、先に発売された『ちぴくろ・さんぼ』と合わせ、岩波版完全復刊です。
ちびくろ・さんぼ

幻のベストセラー岩波版絵本ついに復刊!
あるところにかわいいくろいおとこの子がいました。
なまえをちびくろ・さんぼといいました…。
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